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第2回:「もう年だから、役員はいや」なんて言っていませんか!

 マンション管理組合の役員の交代のとき、住んでいる方が高齢者ばかりで
引き受け手がいないということはありませんか?
 現在、国内の築30年以上のマンションは約56万戸。10年後にはその3倍の
約162万戸に増えると見込まれています。築30年ともなると、建物や設備の
老朽化が進みます。このようなマンションは管理や修繕も大変で、そのため
に管理組合の役割はますます重要になります。
 当たり前のことですが、古いマンションでは住んでいる方の年齢も高くなり
ます。管理組合の役員は高齢者には厳しい仕事というイメージ。できればや
りたくないという気持ちもわからなくはないですが・・・。
 でも、住んでいる方みんなが「年だから・・・」と言って、役員就任を断ったら
どうなるでしょうか?管理組合が動かなくなり、結局は住んでいる方みんなが
困ることになります。実際、東京都が2003年に公表した資料では、築30年以
上のマンションのうち、管理組合が機能していないものが17.4%もあったとの
こと。また、「管理のよくないマンション」は資産価値も下がってしまいます。
 こんなことを懸念してか、今年の2月、「国土交通省が、マンション管理につ
いて新たな制度の検討に入る」との報道がありました。この内容ですが、マン
ション管理会社が管理組合の理事会の役割を代行できるようにするというもの。
8月から国土交通省の中に検討委員会が設置され、審議を始めたとのことです。
 このようなやり方をみなさんはどう思われますか?管理組合の理事会は、み
なさんの財産であるマンションを適切に管理するため、みなさんの代表として活
動している組織です。管理組合と利害関係が一致しない管理会社にそんな大
事な役割を任せてしまっていいものでしょうか?また、「高齢者は何もできない」
と決めつけられているようで不愉快になりませんか?
 「自分たちのマンションは自分たちで守る」のが当然です。「年だから・・・」と
いって、消極的になってはいけません。気力を持って役員を引き受けましょう。
その姿勢がマンション全体の雰囲気を変えます。役員としての業務を行ってい
く中で、もし、分からないことがあれば、我々NPOやマンション管理士に相談し
たり、セミナーや相談会に参加してもいいかと思います。
   
 
   
        NPO埼玉マンション管理支援センター  副理事長  紺野義光
                                         (07/08/30)



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