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建物
建物 : 第89回 マンションに住む、すみ続けるために
 投稿日時: 2014-03-19 (1102 ヒット)
「なんじゃ、こりゃ!」と思うこと!
 
1.昔話の「なんじゃ、こりゃ!」
  1976年5月1日マンション分譲会社から「新居の鍵」を受け取り、友人の力を借り、都内のアパートから転居したのが27歳小さな子供二人の4人家族。1間のアパートから3DKのマンション住まいへと、友人達もとても喜んでくれました。ひとつの鍵は変りませんが、玄関への出入りは、毎日楽しかったですね。分譲マンションを購入されている人々の気持ちは今も、変らないのかなと、そんな風におもっています。

 でもね、1年目にデベロッパー指定の管理会社からいきなり「来年から管理費値上げ
します!」なんて口頭で言われ「何で!」。管理組合がありませんから、「こりゃだめだ!」という事で、有志で組合を作りました。
 管理会社を選定し、軌道に乗り始めたら今度は数年しかたっていないのに「壁に茶色の筋」がたくさん、挙句の果てに「盛り上っていて、中が見える感じ」なんだ、こりゃ!という事で、販売会社と施工会社に対して「作り直して」と抗議と交渉。建設省住宅課(現:国土交通省)を巻き込み話し合いをし、何とか思い通りに修復しました。おかげで、今もしっかりしていますよ! 今は、こんな事は無いでしょうね?
 こんなことが有って、鉄筋コンクリート造りの建物、大手建設会社が担当した物件、「間違いない」と思って、家族の為に頑張ってローン払うぞ!と意気込んでいたのに、これから先、このマンションに住み続けることが出来るのだろうかと?思ってしまったのです。
 何をしたのか?管理組合の意味を理解してもらうために、有志で行動を起こし理解者を増やす事、建物や設備が本当に大丈夫?と居住者が点検し、自分の目で実情を知ってもらう事等活動しましたね!おかげさまで今でも、システムがきちんと動いています。
 
2.建物も人も高齢者の「なんだ、こりゃ!」
 でもね、もう「38年目」ですから建物も人も高齢なのですよ。最近は「開口部(玄関扉・アルミサッシ等)」も修繕計画に入れているかもしれませんが、当時は何にも考えていませんでしたよ。管理組合運営も、この先運営できるのかどうか不安です。
皆さんのところは、どうですか?最近、ご相談があった管理組合さんは気付いて数年前に修繕積立金で「アルミサッシ」を取り換えたと、言っていましたけれど、昭和40年から50年代に建設されたマンションは修繕積立金に、開口部は見込まれていないところが多いでしょうね。
誰も、教えてくれませんでしたから。 自分の住んでいる居室だけは、張り替えたり、取り換えたり、手を尽くしますが、共有部分は、使って当然、管理費・修繕費を払っているのだから、何とかしてよ!こんな感じですかね!
 
3.中長期修繕計画の「なんだ、こりゃ!」
皆様は、ご自分と家族の「ライフプラン」をお作りになっていらっしゃいますよね!
戸建てにお住まいの人々は、きっと建替え時期という事を意識されていると思いますが、マンション居住者は、建替えの事を意識していますか?
 建替えなんて、最後の手段ですね。建物は保全をしっかりしていれば、長持ちしますよ!
昔と違って「材料」がレベルアップしているのですから。
でもですね、そんなこと考えていないでしょうね!(真剣に考えている人には、ごめんなさい!一般的にと言う事で!)
 「中長期修繕計画は、建物・設備の老朽化を見据えて計画しましょう。」と言われていますが、老朽化するのは「人間」も同じですよ。建物の「ライフプラン」を考えてください。
この建物をいつまで、使うのか?個人が住む期間ではありませんよ。売ったり、貸したりしながら、お金を掛けて「修理・修繕・レベルアップ」しながら住み続けて行く期間を、考えてみて下さい。修繕積立金の額・管理規約の内容・管理組合の運営等多くの課題が見つけられますよ。早く、手を打つ事が大事ですね。その結果として、どこにどんなお金を掛けるのか、そのために何をしなければならないのかと、言う事がわかって来ると思います。
 そして、壊れそうだから建替えしようではなく、計画的に建替えの準備が出来るかもしれませんね。法律や規定が整備されても、そんなものは何もしてくれませんよ。結局は自分達がやらなければならないのですから。だから「なんじゃこりゃ!」となってしまうのです。
 長々と愚痴を聞いていただき有難うございました。一緒に悩んで行きましょう。答えは「ひとつでは無い」と思っています。
 
NPO埼玉マンション管理支援センター
                                   理事長 髙橋 剛衞 
 

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