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コミュニティ
コミュニティ : 第74回:日本人のこころと居住者の相互理解
 投稿日時: 2011-10-11 (834 ヒット)

 日本人の「こころ」。「もののあわれの世界」や清少納言の「をかしの世界」などの感性、感受性は日本人の独特のものとよく言われます。

茶道などでの「ワビやサビ」というのも、多くの外国の方には馴染みのないものかもしれません。
 近年の日本人は変わったと言われます。しかし、日本人の奥底には今も古の心は残っているでしょう。
 今回の東日本大震災における被災地での日本人の冷静かつ整然とした行動が諸外国で驚きをもって讃えられたと聞きます。日本人の古のこころが、大震災の際にも落着いた行動へと繋がったのだと私は考えています。
日本人の性情も良いとこばかりということではありません。震災時には、配慮に欠けた行動と感じるものも多々ありました。
 そんな日本人が居住する我が国のマンション事情にも様々な問題が生じています。入居者の高齢化や建物の高経年化などの問題も取り上げられることが多くなってきましたが、生活習慣が異なる諸外国の方々との同一建物に居住することで生じる問題もあります。
 一部では、多人数でお住まいになり、夜中に騒がれたりする場合もあると聞いたこともあります。また、習慣の違いや言葉の問題をはじめ、日常のゴミの出し方が違うなどトラブルになることもあるでしょう。これは、マンションに限ったことではなく、賃貸住宅などでも同様なところはあるでしょう。
 日本人の習慣があれば、外国の方々のそれぞれの国の習慣があります。お互いに良いところもあれば悪いところもあります。日本人居住者の中にもマナーの悪い人もいますから、生活習慣や言葉の問題だけがトラブルの原因とは言えないでしょう。
 問題解決には入居者相互の理解を深めることや健全なコミュニティの醸成が必要です。コミュニティの醸成には国籍は特に関係ありません。居住者間で習慣やマナーをお互いに理解しあうよう努め合うことが最も大切だと言えます。
 外国人居住者へのサポートとして重要なことは、最も相互理解の障壁となる言葉の問題を解決することが必要です。ゴミ置き場への簡単な外国語の表記や管理規約の外国語による重要箇所(抜粋)の配布などはどうでしょうか。
 既にこういった問題を抱えているマンションの居住者の皆様には、まずは何か一つの取り組みを始めてみましょう。

一般社団法人 埼玉県マンション管理士会
杉本 哲也
 


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